すっかり涼しくなって、夏も終わった感がある。 それでも、キュウリにナスは採れてる。
食べる30分前ぐらいに塩で揉んで、浅漬けもいい。 最近、ミョウガが採れ始めたので、一緒にすると最高。
今年の流行りはコレ。 味噌漬け。 ただ、味噌に突っ込むだけ。 超簡単。 タッパーごと冷蔵庫にいれておく。
一日目の浅漬け状態もフレッシュで美味しい。 2日目、3日目とどんどん味が濃くなる。
特にカットしたナスなんかは、時間を置き過ぎると辛くなる。 塩分と野菜のフレッシュ感のバランス。 子どもたちは薄塩が好き。 労働者の僕は当然濃い味。
この味噌床用の味噌はおととしのもの。 2回夏を越すと、写真のように色が濃くなる。 いわゆる3年味噌。 愛知の八丁味噌に近い。
味噌汁には去年の味噌を使う。 一回夏を越して十分に発酵してるけど、色もここまで濃くなくて若い感じがいい。 変化を楽しむために時々合わせ味噌にもする。 色々知り合いの作った味噌をもらったりもするので、味くらべしたり。 比べると言ってもどれが一番とはじゃない。 それぞれの特徴があって、どれもいい。
キュウリの酒粕漬けと、ナスの味噌漬け。 酒粕床は酒粕と味醂。 この写真のはちょっとまだ若すぎる。
実家の母親の漬ける,ナスとキュウリの辛子漬け。 麹がふんだんに入ってて美味しい。 僕が子どもの頃はひいおばあちゃんが作ってた。
シソの醤油漬けも相変わらず常にある。
これはシソを塩漬けして、ヤンニョム(自家製キムチの素)であえたもの。
常に数種類のこういう季節の野菜の漬けものを数種類は作る。 その上、梅干し、海苔、鰹節とゴマのフリカケと毎日変化する味噌汁。 これに、炊きたての玄米ご飯で朝ご飯。
こういう手作りの季節の漬けものに、味噌、醤油、極めつけは純米酒。
しかも、この瀬戸内の風土。 例えば、この間採れたてのスダチを絞った太刀魚の塩焼きなど最高やった。
真に素晴らしき日本の伝統食。
身土不二 一物全体 旬
ここから外れるものを食べて健康にはなれない。
同じく、ここから外れるものは美味しくもない。
美味し過ぎるもの、美味しいような物。 巷に溢れ返る偽物。 どんなに安かろうとも、要らんモノは要らん。
そんなものを作る者、売る者、買う者が、芯から自分の納得のいく仕事も生活も送れる筈がなかろうぞ!!!
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