最近は廃材の家に引きこもって、子どもたちとある作業に没頭してる。
ここの作業。
この二階部分は陶芸の工房と展示場。
下はガランドウで、資材置き場にしてあったのを、半分を子ども部屋にした。
もう半分は、梅干しや味噌、ビワエキス、調味料類の保存部屋、兼ゲストルーム。
内装は一昨年に完成して機能しているものの、外装はこの通り畳のまんま。
こちらも、畳のまんま。 この畳を下地に、内装は土壁で仕上げた。 最終的には、畳の上に何か、外装材を張って仕上げようと思いつつ、軽く2年が過ぎた、、、。
お盆明けから、民家のリフォームの現場がスタートする。 それまでに、やろうと思い立った。
というのも、足場用の丸太が廃材として大量に運び込まれてる。
切断機でコロコロにカットして、これを積み木にしたらどうか? と、子どもたちに聞いてみた。
野「ええなー!」 土「やろう、やろう!」 に「にこもやるー。」
と全員一致で、やる方向に決定!
まずは、枠となる廃材の物色から。
それと、丸太の間に詰める土が要る。 野遊はまあまあ使えるけど、土歩も練習中。 一輪車をひっくり返さずに積み込むのは、少々慣れないとね。
ドラム缶の半切りに、土を入れ。
攪拌機で混ぜる。 これはかなり力を要する作業。
丸太が入る枠を作り。
土と丸太を交互に積み込んでゆく。
筋交いの上には直接丸太を置けるが、右の何もない部分には台が必要。 床下は換気のために開けて置きたいし。
石を置いて、小さな柄を立てる。
太い廃材をドンと入れる。
丸太を置いては、土を置く。
また丸太を置いて。
いい感じになってきた。
こういう初期の段階が大事。 最初は、遅々として進まない。 段取りも分かってないし、考えながらの作業なので。
「一日やってこれだけかー。」 と、思わなくもない。
しかし、ここで途方に暮れて、 「こんなの一人じゃあ無理やわー。」 と、諦めてしまっては、ダメダメ。
廃材利用で、素人が家まで建てようと思えば、 ある程度は「サクサク進む感」が重要になってくる。
こんな風に足場を工夫したり。
どんどん進むと、気持ちいい。
丸太の太さや長さが不揃いなのがまた、美しい。
子どもたちがやってると、散歩中の近所の人が、 「焚き物積み込んでるのかと思った。」と。
確かにーーー。 実際に、こんな風に丸太を切って、毎日キッチンのステンレスカマドで料理してるし。 廃材の燃料と、家の材料は同一。 人間様の住むオウチだろうが、廃材で十分。
そもそも、廃材をテキトーに切る。 土を練る。 積み込んでゆく。
非常に単純な作業だけど、 自然素材をラフに扱うという気楽さが最高。
キッチリと計ったり、スキマをなくすというような、 精度を求められる作業とは間逆。
子どもが砂場で山作ったり、積み木で遊ぶのと同じレベルなんちゃうかな?
細かい事を考えない 直感と即興 テキトー
これが廃材で家を作り、堂々と自由に暮らす素。 自画杜撰なのだ!!!
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