そろそろ涼しさも増して、薪ストーブの稼動を考える時期になった。
自作薪ストーブも改造を重ね、非常に使いやすく新化してきた。
ただ、もう一つ付け加えたいのが、換気扇。 この高さの室内に強烈な上昇気流で、薪をくべる時に煙と共に埃が舞い上がる。 それが、上の方にモコモコと付くので掃除が大変。 前から、換気扇つけたいなーとは思ってた。
付けるとすれば、ストーブ上の積み木壁の隙間。
外から見るとココ。 丁度、入り口の上。
換気扇本体にはかなり悩んだ。 ホームセンターの数千円のはほんとにチャチい。 かと言って業務用のは何万もする。
いつものようにヤフオクで探すも、たくさんあり過ぎてよく分からない。 色々調べた末(と言ってもネットで1時間ぐらい)「有圧換気扇」というのが強い事が分かった。 新品では数万だが、中古で探すと1万切るぐらいで出てる。
コレにした。 中古と言っても新品同様で、使ってないんちゃう?というキレイさ。 ヤフオクじゃなく、アマゾンの中古。 アマゾンの中古で本以外の物を買ったのは初めてだが、こんなにいいものが安くて出てるとは目からウロコ!
内側からビスを突き刺して、換気扇の位置を決める。
土壁を落として、ラス網を切る。
網ごと土を剥がす。
内装のゴザを切って剥がすと、内側の桟が出てくる。
一本は外し、一本は右に寄せて、丁度換気扇の入るサイズにした。
ピッタリ入って、ビスで固定。
丁度、積み木の隙間に収まった。
換気扇の回りを埋める土を練る。 土歩が土を練るのをやると申し出てくれた。
ブラシで水を打って、土をつける。
土歩の丁寧な仕事。
練った土が余ったので、ついでに他の土壁が剥がれてる所を補修。
今度は室内のフードを作るための廃材を物色。 工務店が持ってきてくれた、型枠が目に付いた。
型枠に使われてた胴縁が丁度よく、たくさん取れた。
こんな感じで、枠を作る。
枠完成。
枠に張るのはコレ。 長い間置いてあったアルミの板。 1、0mmという超厚くてしっかりした板。 何年も雨ざらしで放ったらかしてて、どこからもらってきた廃材かも忘れた。
広げて、フラットな石の上でコンパネを当てながら叩いて伸ばす。
めっちゃ存在感のある、換気扇フードになった。 やはり、無垢のアルミとかステンレスという素材は美しい。 後々、掃除もしやすいし、ピカール(研磨剤)で磨けば更にピカピカになる。
何とか枠は出来たが、まだ上のフタが出来てない。
換気扇が昼前に届き、約半日の作業だった。 後は、枠の上のフタが出来てないのと、電気工事。
電源は近くのVA線(グレーの露出配線)から分岐してくる必要がある。 スイッチもつけないといけない。 まあ、電気工事はすぐに出来る。
週間予報で、今週末に香川でも最低気温8度という。
丁度その時に薪ストーブ始動かーーー!!!
Comments