お盆明けからスタートした、民家の改修工事。
最近、自給自足ネタというよりは大工日記化してきているこのブログ。
「廃材でテキトーで自分の家ぐらい出来るんだ。」 という事で16年間、家を建てる所から始まり、医、食、住、エネルギーの自給を目指し、ほぼ達成した。
で、やってるうちに、プロ仕様の大工仕事も出来るようになってきた。 とりわけ、セルフビルドやセルフリノベーションに役に立つ事にフィーチャーしてるので、気楽に読んでね。
そうそう、セルフビルドと言えば廃材天国での「自給自足合宿」やるよ。 超久々に!! 一応11/5、6の一泊二日を予定。 まだ正式な案内は作ってないけど、お楽しみに!
ダイニングキッチンのフロア。 まず、コンパネで「捨て張り」する。 四角い穴は床下収納。
新品のフローリングなので、超キレイに仕上がる。
新品のドアに「ラッチ」をつける作業。 こういうのも、新品の製品に、「施工業者へ」という丁寧な説明書が入ってある。 こういう付属の型紙を当てて、キリで揉む。
横方向の穴を開ける時は、キリの角度を見て「もうちょい下!」とか合図する人が居ると確実。
反対側には蝶番の部分を掘り込む。
ノミは現場でしょっちゅう研ぐ。 土歩に任せておくと、ギンギンに仕上げてくれる。
右の柱に前の蝶番の跡があるが、目立たなくさせるために同じ所を使いたい。 しかし、ビスの位置がかぶるため、ビスが効きにくい。 で、この裏技。 まず、角材を削って小さな木片を作る。
木工ボンドを塗りながらビスの穴に差し込む。
玄翁で叩く。
カッターで均して仕上げる。 研いだノミもよく切れるけど、新品のカッターの刃もよく切れる。 で、木工ボンドが固まってから蝶番をビス留めするとよく効く。
こんな感じで上手く出来た。
実はこの技は、以前YOU TUBEで「ドア取り付け」とかで検索して見つけた。
自分は経験がなくても、やりたい工事の内容を入れるといくらでも出てくる。 ドア以外でも、色々と役に立った。 「薄物溶接」 「混合栓パッキン交換」 「ユンボ操作レバー変換」 「井戸ポンプ設置」 などなど。
やった事のない素人は、まずイメージが掴めない。 そこにこういう動画はうってつけ。 「なるほど~。」 と大体の工程が分かればいい。
後は、製品の取り説に書いてあるのを見たり、店の人に聞いたり。 一番いいのはその道のプロに聞くというのが最高。
人は、興味を持って知りたい者に教えるというのは楽しいもの。 大抵の職人なら親切に教えてくれる。
企業秘密というようなものは、後ろめたい事をやってる大手ならではの最近の風習。 昔堅気の職人ならそんな事はしない。
廃材天国の合宿でも、うちの生活の事であれば何でも答えるので、何でも聞いてね!!!
廃材天国HP http://haizaitengoku.com/
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