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【糀手作り】一度に15㌔のお米を糀に加工するには?③(糀の完成)

前回の麹作りの際、
「味噌作りのために、もっと大量に仕込めたらなー。」
と考えた。

1月の麹作り
今までの「衣装ケース麹製造器」では、一回に2升(3㌔)作れる。

中古冷蔵庫を利用した麹製造器作り
これが、一度に15㌔仕込めるように作った、「冷蔵庫麹製造器」。

で、味噌作りまでには、3㌔ぐらい仕込んで試運転しようと思ってた。
やっぱり、イキナリ15㌔やって失敗してもねー。

と、思ってた。

が、、、。

しかし!!!

キムチ作り教室が終わったタイミングで、味噌を仕込めるようにしよう!
と、急遽思い立った。


実家の納屋で、玄米を15㌔精米する。
7~8分搗きぐらいで。
5分搗きでは、蒸し上がりにくいし、完全に上白にする必要はないから。


井戸のそばの外流しで、洗う。
一度に洗うのは大変なので、ザルに入るぐらいを何回かに分けて洗う。


吸水する分を見込んで、多めに水を入れる。


薪ストーブの近くに置いて、早く吸水するように促す。


十分に吸水した。


ザルに上げて、斜めにして1時間ぐらい水を切る。
よく水を切ってる方が上手く蒸しあがる。


土歩に簡易のカマドに火を入れてもらう。


セイロに入れる。
木のセイロはお米をそのまんま入れるが、
アルミのセイロには蒸し布を敷かないと上手く蒸す事が出来ない。


こんな感じで蒸し始める。


ガンガン焚いて強火をキープすると、蒸気がもうもうと上がり始める。
薪ストーブにも入らないような、長い廃材をくべる。
このカマドは短く切ってある焚き物じゃなくてもいいので。
折角切ってある焚き物をはもったいないから。


蒸しあがったら冷ます。


お米1㌔当たり、麹菌1gなので、3㌔に対して、ちょっと多めの4g入れる。


先に少量の蒸し米に麹菌をまぶす。
ここでよく混ぜておいてから、全体に混ぜる。


新聞紙を敷いて、麹菌を植えつけた蒸し米を自作モロブタに入れる。


上にも新聞を敷き、湿らせたタオルを置く。


電源を入れた冷蔵庫麹製造器に入れる。


順番に入れて、6段全てに麹菌を植えつけた蒸し米が入った。


翌日、品温を計ると43℃。
いい感じーーー!
理想の温度は39℃。


サーモスタットは、34℃まで上がると熱源がオフになり、
32℃まで下がるとオンになる。
麹が自己発熱し始めると、庫内の温度はどんどん上昇する。


しょっちゅう温度を見ながら、冷蔵庫の扉を開けて放熱する。


何と24時間もたたずに、モコモコの麹菌がはびこってる。

この後、何度も何度も品温を見ては扉を開けたり、世話をする。

品温が上がり気味だと、
扉を開けて庫内温度を下げても、
サーモが働いて熱源がオンにならないように、サーモ自体をオフにしたり。
品温も庫内温度も下がるとまた、サーモの電源を入れるとか。


中々下がらない時には、観音開き全開+野菜室も開ける。

それにしたって、今までの衣装ケースから比べると。
量が増えた割に管理は簡単。
基本的にはサーモがやってくれる訳やし。

今までで、一番苦労したのが、
8㌔仕込めるという「米袋方式」。
米袋の中に8㌔も蒸し米が入ってるんで、温度管理が超大変だった。
しょっちゅう温度が上がり過ぎて、
成功と呼べる麹は一度も出来なかった、、、。


いよいよ、これが48時間後の様子。
バッチリ出来た!!


冷蔵庫麹製造器から出す。


だーい、せーい、こーうーーー!!!


完全にビッシリと、モコモコの麹菌がはびこった状態。


家族総出で、揉んでほぐす。


これで、麹の温度も下がって完全に完成。

いよいよ、次は味噌作りだーーー!

いやいやいや、、、。
さすがに今回は、どうなる事かと心配した。
15㌔の蒸し米が全く失敗したら、目も当てられない、、、。

「買った方が早い!」
世の中でよく使われる言葉。

こんなリスクや苦労を厭わずに、買えば間違いない。
そもそも味噌や酒だって、1㌔とか一升なら、
買ってもそう恐ろしく高価なものでもない。

でも、たまに買うのじゃなく、
日常的に使うものであればある程、
「そんなに高いのは買えんわ、、、」と弱腰になるのが人情。

ちなみに今回作った麹の値段。
麹屋で買うと一升1300円。
スーパーの小さな袋のは更に高い(しかも、ステビアが添加されてる)。

という事は、今回の一斗(15㌔)で、1万3000円。
自分の所のお米を持ち込んで、麹屋で加工してもらう場合は半額。

うちの手植え、無農薬、天日乾燥のお米で、
自分で麹に出来た意義は深い。
しかも、一回ノウハウが身につけば、
今後は安定的に自給できるからね。

これは、天ぷらカーや廃材の家本体、快適な薪生活など、
あらゆる自給自足のコンテンツに当てはまる。

「一見、そんなに苦労するぐらいなら、買った方が、、、。」
という事だらけ。

しかし、2000年から一軒目の廃材ハウスを建て始めて、16も経つと、
家賃、ローン、借金、ナシで、
電気、ガス、水代ナシ。
美味しいものも自分で作れて、金に困る事は皆無。

一つ一つは、大変そうに見えるが、
この大変さの中に自由な自給自足の醍醐味がある。

「徹底的な自給を目指さなくても、、、。」
「プロに頼む部分もあってもいいのでは、、、。」
「別に廃材にこだわらなくても、、、。」

という声も、自分の中になくはない。

もちろん、僕の中での矛盾はなく、そのようにしてるつもりだ。
中古タイヤは自分で探してくるが、ホイルに入れるのは車屋に頼むとか。

しかし、年を経るごとに、
「プロに頼む部分」が減り、
「そこまで徹底的には、、、。」
という部分まで、踏み込めるようになってきた。

これは15年目と16年目でも、確実に違う。
去年はまさか、こんなに大量に麹が自給出来るなんて、思いもよらなかったし。

う~ん。
この冷蔵庫麹製造器はまさに、自画杜撰やねーーー!!!

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