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【自家製糀】糀発酵を確実にするための自作発酵器の作り方

お米の発酵に欠かせない米麹。
これからの季節の味噌作りにもなくてははらない。

今までは麹屋にウチのお米を持ち込んで麹に加工してもらってた。

麹そのものを手作りしたのは、実は今までに2回。
一度はビギナーズラックで成功したものの、二度目は大失敗。

一回手酷く失敗すると、次のチャレンジに向かうモチベーションが上がりにくい。

「何でもぶっつけ本番でやりたい事やってりゃ出来るんだ!」
と、散々言うてる僕でも、麹に関しては安定的に成功するまでに至ってなかった、、、。

先日の広島での「私はストーブだ!」に出店してた「農文協」のブースで発酵系の素晴らしい本に出会った。
その中に、麹の作り方の具体的なてほどきがあった。
イラストと順を追った丁寧な解説で、「これなら出来るかも。」と思い始めた。


まず必要なのが、麹を保温する場所。
たまたまこの間の解体現場で適切な衣装ケースがあった。
それと育苗箱。


衣装ケースを毛布で包むとかあったが、これまた畳をバラした時に出てとっておいたスタイロフォーム。
何でも廃材はとっておくと、こういう時に使い道を閃くもの。
断捨離などと言う消費生活の勧めに乗っていてはダメダメ。


荷造り用の透明テープで留めただけ。
このテープが安くなったお陰で最近では布テープの出番がない。


これまた何年も前に解体現場から来た家庭用の精米機。
たまに子どもたち用に5分搗きにして土鍋で炊く時に使う。
今回は麹用なので完全な「白米」にする。


よーく研いで浸水。


水温と浸水時間は反比例する。
この季節は薪ストーブの上が最高。
これだと3~4時間浸すと、一昼夜浸したぐらいになる。


強火で蒸す。
蒸す前の水切りも大事な工程。
しっかりと水が切れてる程、蒸しあがりがベタつかない。


衣装ケースの中にビール用の保温器を仕込む。


作業用じゃないキレイなブルーシートで覆う。


ネットで取り寄せた「もやし」の計量。
お米1㌔にもやし1gと書いてあるが、1gなんてすんごいちょびっと。
念のために4gにした。


緊張の一瞬。
蒸し上がったお米にもやしをまぶす。


再度蒸し布でくるんで育苗箱に乗せて衣装ケースへ。


フタをして保温器スイッチオン!

ここからは品温(お米の温度)が鍵。
30℃~40℃の範囲でコントロールする。
何回も温度を計っては、「まだか~。」とヤキモキする。


仕込んで20時間後ぐらいに35℃を超えてきた。
ここで「一番手入れ」という放熱を行う。


ほんのちょっと、麹菌がついたかなという感じ。


ここからは半分に分割し、育苗箱も2つに分けて衣装ケースで管理。
4~5時間で温度を計り、上下を入れ替えたりと頭の中は麹の事で一杯。


!!!!
やったっ!!
キターーー!!!

今朝起きてフタを開けると、昨日までは「大丈夫かな~?」というまだお米の粒がパラついた感じから、あのモコモコの麹屋の麹に匹敵する出来栄えを迎えた。

ここで「出麹」という麹の完成。
もやしを蒸し米にまぶしてから実に50時間ちょっとのハラハラの世話だった。
もう、子どもたちは3人とも些細な世話が要らなくなったけど、久々のひっきりなしの赤ちゃんの世話のようでもあった。
産まれ立てのヒヨコの世話とかね。


麹菌のモコモコの絨毯にうっとり。
感無量!


いつもの麹屋から帰ってきた時の板状にソックリの大成功。


もったいないようでもあるけど、すぐさま揉んでバラバラにする。
これで薪ストーブの部屋から出すと、自己消化を起こさずに品質を保てる。

さあ!!

これで山程あるウチのお米を発酵し放題という条件が揃ったぞ!

既に麹作りの段階からこの気合の入れようなので、今後の展開は言わずもがな。
この後の詳細はここでは触れないが、親しい者には個人的に教えてあげよう。

今、寺田本家の「発酵道」という本を読んでるけど、発酵は深いよ~。
マンガ「もやしもん」もおススメ!!!

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